囲碁のセキのルール

下の図のように、5目横に並んでいる中に3つの白石があったとします。

この場合、どちらの陣地になるでしょうか。

例えば、下のように白から打っていったとします。

しかし、黒に生きられてしまいます。

反対に黒から打っていったらどうでしょう。

この場合、黒は取られてしまいます。

つまり、どちらからも打てない状況というのがわかります。
このように、どちらからも打てないような状況を囲碁では「セキ」と言います。

セキになった場合、どちらの石も生きている石とし、どちらの陣地も0目として数えます。

今のは中央でのセキでした。

下の図は、辺でのセキです。

次に、下の図は隅でのセキです。

このように、5つ並んでいる中に3つの石がある状態は、セキの基本の形なので覚えておくと良いと思います。

下のように曲がっていてもセキです。

次に下の図のような状態はどうでしょうか。

まず、黒から打ってみた場合はどうでしょう。

白に取られてしまいます。

では、白から打った場合はどうでしょう。

黒に取られてしまいます。

つまり、この場合もどちからも打つことができない状態ですので「セキ」になります。

この場合も、どちらも生きている石とし、0目の陣地と数えます。

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