囲碁の中手(なかで)2>
三目中手
前のページで下の図のように3つ空いている真ん中に相手から打たれると石が取られると説明しました。
このような状態を囲碁では三目中手と言います。
四目中手
次に下の図のように4つ空いている場合はどうでしょう。
黒から真ん中に打てば眼が3つできて生きています。
白から打った場合は、最終的に三目中手になり黒は取られてしまいます。
4つ空いている真ん中に相手に打たれて、石が取られる状態を四目中手と言います。
では、下のように四角の形で
4つあいている場合はどうでしょう。
この場合は、黒からどこに打っても三目中手になってしまいます。
白から打てば最集的には三目中手になるので黒は取られてしまいます。
この場合、黒から打っても石は取られてしまいますので、中手とも言えないかもしれません。
4つ空いている正方形の形の場合は、その時点で石は取られてしますと覚えておくと良いと思います。
五目中手
次に下の図のように5つ空いていたらどうでしょう。
これだけ空いていたら生きていると思うかもしれません。
確かに、黒から打てば2つ眼を作れて生きています。
しかし、白から打った場合はどうでしょうか。
この場合は、黒がどう打っても三目中手、四目中手になってしまいます。
したがって、下の図のような5目の形になって相手に打たれてしまうと石は取られてしまいます。
このような形を五目中手と言います。
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