囲碁の手筋<シチョウ>
囲碁のかんたんな石を取るテクニックについて説明します。
囲碁では、部分的なテクニックのことを「手筋(てすじ)」と言います。
今、下の図のように黒が白の1個の石を取ろうとしています。
ここから白が逃げて行った場合、どうしたら取ることができるでしょう。
例えば、上から当たりにしていくとどうでしょう。
どんどん白石は逃げて行って取れなくなってしまいます。
では、右から当たりにするとどうでしょう。
この場合も、どんどん逃げられてしまいました。
このような石を取る場合は、ななめななめに当たりにしていくことが大切です。
白石を取れました。
このように、ななめななめに当たりにしていって石を取る手筋を囲碁では「シチョウ」と言います。
囲碁の格言で「シチョウ知らずに碁を打つな」という有名な格言があるぐらい大切な手筋です。